
アンチドーピングに関する方針
FABOでは、競技の公平性、健全性、そして選手が安心して挑戦できる大会づくりを大切にしています。
まず前提として、FABOはドーピング行為を推奨・容認するものではありません。
競技者一人ひとりが、自らの選択に責任を持ち、誇りを持ってステージに立つことが大切だと考えています。
一方で、現時点において、FABOでは全選手を対象としたドーピング検査は実施しておりません。
そのため、FABOは厳密な意味での「ドーピング検査を前提としたナチュラル限定大会」ではありません。
検査体制に関する考え方
ドーピング検査は、単に検査キットや検査機関を用意すれば完結するものではありません。
実際に検査を導入する場合、以下のような体制が必要になります。
・信頼できる検査機関の選定
・検体採取時の本人確認
・検体の保管、輸送、管理
・再検査の仕組み
・異議申し立ての手続き
・陽性疑いが出た場合の通知方法
・公表範囲の決定
・規約整備や法務対応
・誤判定、擬陽性、手続き不備が起きた場合の対応
これらを十分に整えないまま検査を実施した場合、選手の競技活動や社会生活に大きな影響を与える可能性があります。また、上記のような検査体制を整え、責任ある形で検査を実施するためには、検査費用だけでなく、再検査、専門家による確認、法務対応、結果管理など、多方面にわたる費用と体制整備が必要となります。また、法的トラブルに発展した場合には、再検査、専門家確認、法務対応、関係者対応等により、大きな費用負担や責任が生じる可能性もあります。
そのためFABOでは、現在の大会規模・運営体制・資金面を踏まえ、責任を持って運用できる検査体制が整うまでは、検査は実施いたしません。
FABOの考え方
検査を実施していないことは、ドーピングを容認しているという意味ではありません。
むしろ、検査を行うのであれば、選手を守る手続き、競技結果を扱う責任、万が一の際の法務対応まで含めて、責任ある制度として設計する必要があると考えています。
形だけの検査や、不十分な制度のまま陽性者を扱うことは、選手の人生に大きな影響を与える可能性があります。
FABOは、競技の公平性と選手の権利の両方を大切にしながら、現実的で責任ある形を模索してまいります。
将来的に、検査体制、法務面、運営体制、資金面、選手保護の仕組みが整った場合には、ドーピング検査の導入を検討する可能性があります。
その際には、検査方法、対象者、検査結果の取り扱い、公表範囲、異議申し立ての手続き、陽性時の処分内容等を明確にしたうえで、事前に告知いたします。
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